どうも、iOSエンジニアでプログラミングスクール「テクテック」を主宰している、クウルス(@Qoo_Rus)です。
エンジニアとしてのキャリアをスタートすると、DDD(ドメイン駆動開発)やアジャイル開発などの開発手法について学ぶ機会が巡ってきます。
有名な開発手法の一つにスクラム開発があり、どのようにスクラム開発を進めれば良いのかについてまとめた書籍やWeb記事が世の中にはたくさん存在しているのです。
しかし、スクラム開発の思想を理解するのは、安易なハウツー本ではなく原典に当たらなければいけません。
core scrumこそがスクラム開発の思想を知る上で必要な原典であり、core scrumで書かれていることから逸脱しているものはスクラム開発とは呼べません。
この記事では、スクラム開発の原典にあたるcore scrumを読んでいくにあたってのお話を残しておきます。
Scrum Alliance Core Scrum v2014.08.15
スクラム開発ってなんですか?
それこそ・・・
core scrumを読め!!
というお話です。
私が自分の言葉で噛み砕いて説明しても、結局原典からの思想の理解にはつながりません。
とは言いつつ、英語の文章を読むのはツライですよね。わかります。
日本語訳をまとめてくれたQiita記事があるので活用しましょう。ありがたやー。
CoreScrum(コアスクラム)の日本語訳を載せておきます – Qiita
https://qiita.com/watashihanihonnjinndesu/items/2c6b1e8c1a08d1f3b6d6
core scrumに書いてあることがわからない・・・
core scrumに書いてあることって抽象的な言葉が多くてよくわかんないですよね。
わかります。
私も初見はちんぷんかんぷんでした。
しかし、世の中でスクラム開発を実践しているエンジニアチームはたくさんあるので、スクラム開発を実践をしている方や認定スクラムマスターの方々のお話を見ながら、改めてcore scrumを読み直すと理解がしやすくなります。
認定スクラムマスター研修を受けた方のブログです。わかりやすくまとまっています。
認定スクラムマスター研修に行ってきました – Hack Your Design!
スクラム開発を実践したチームのTechブログです。
「終わらないスクラム」を終えて得たスクラムの実践に関する5つの学び – RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ
https://tech-blog.rakus.co.jp/entry/20180918/agile/scrum/meetup
スクラム開発の思想を大切にしながら実践、検証
私は認定スクラムマスターの資格を持っているわけではないですし、「スクラム開発を理解した」と胸を張って言えるほどの経験はありません。
しかし、実際の経験談や体験談を聞いていると、どれだけチーム内でスクラム開発における思想を共有して共通認識を築くかが大切なのかがわかります。
スクラムは1日にして成らず。
まずはcore scrumを読んで、実践して、事例を参考にして、core scrumを再度読んで・・・の繰り返しです。