どうも、京都大学エレクトーンサークル元会長のクウルス(@Qoo_Rus)です。
子供の習い事で音楽を習わせたいと思っている親御さんは多いですが、どんな楽器を習わせようかを悩んでいる方も多いです。
そんな親御さん方にオススメしたいのがエレクトーンです。
一流のミュージシャン達が語った「エレクトーンがオススメ」の理由とともにご紹介したいと思います。
Contents
世界的ギタリスト・マサ小浜のお話
ホリエモンチャンネルで「エレクトーンはいいですよ」と語るマサ小浜
2016年6月頃に公開されたホリエモンチャンネルのYouTube動画にゲストとして出演されていた、ギタリスト・シンガーソングライターのマサ小浜さん。
代表的な参加作品に
- Tee “ベイビー・アイラブ・ユー”
- 加藤ミリヤ “AI AI AI” “BYE BYE”
- BENI “la la la love song”
- AI feat AK69 “STILL..”
- Warren G “What U Wanna Do (feat. Nate Dogg) “
などがあり、日本のミュージックシーンに欠かせない人物です。
ギターは11歳から始めたそうですが、それまでは小学校の最初4年間でエレクトーンをやっていたそうです。
そんなマサ小浜さんが動画内で語りました。
「子供をミュージシャンにしたい方はエレクトーンから始めるといい」
エレクトーンは単声・和声・ベース・ダイナミクスがそろっている

エレクトーンは右手・左手・右足・左足すべて使って演奏します。
- 右手(上鍵盤)→単声(メロディ)
- 左手(下鍵盤)→和声(ハーモニー)
- 左足(ペダル鍵盤)→ベース音
- 右足(ペダル)→ダイナミクス(ボリュームコントロール)
と役割が分かれていて、ミュージシャンが身につけておきたい教養を一度に身につけることができます。
他の楽器だと、同時に習うということが難しいです。エレクトーン、ホントよくできた楽器です。
星野源×細野晴臣の対談
音楽教育についてのお悩み相談企画
星野源さんと、その星野源さんが音楽の師とあおぐ細野晴臣さん。
どちらも非常に音楽界で有名な方ですね!
2人の対談集『地平線の相談』が刊行された記念で、30代の女性向けにお悩み相談の企画がありました。
私は1歳半の娘を持つ母親です。情操教育の一環として彼女に楽器を習わせたいと思っています。ピアノ、ヴァイオリン、ギター、ドラム……、楽器にもいろいろありますが、どの楽器から始めると、音楽の才能が芽生えるものでしょうか?(35歳/団体職員)
まさに、何を習わせるべきかという相談です。
以下にお二人の語られた内容をまとめていきます。
音楽を学ぶ上では楽しさが大切
細野 星野君はちっちゃい頃、何か楽器はやってたの?
星野 9歳頃に始めたドラムが最初でした。ご飯の時に食器を叩いてたら、「叩くならドラムにしなさい!」って怒られて(笑)。ドラムには音階もないし、無邪気にやれるんで、ドラムから習い始めるのはいいんじゃないですかね。
細野 誰か先生についてレッスンを受けてたわけ?
星野 ええ。近所の個人ドラム教室みたいなところに通ってました。
細野 なるほど。自分の家にはドラムはあったの?
星野 なかったんですが、中3だったか高1のお年玉で、イシバシ楽器のドラムセットを買いました。めちゃくちゃ安くて、音もそれなりでしたけど(笑)。
細野 それを家で叩いてたんだ。
星野 全部毛布かぶせて叩いてましたね。でも、そのうち触ることもなくなっちゃった。やっぱり、音が出せないから。
細野 楽しくないよねえ。防音が必要だから、ドラムを自由に家で叩けるのは、昔からお金持ちの家の子どもに限られちゃう。
星野 細野さんは、最初は何の楽器を習ったんですか?
細野 小学校3年の時から、無理矢理ピアノを習わされたの。それが嫌で嫌で。バレるのが怖くて、友達にも内緒にしてたな。
星野 恥ずかしかったんですか。
細野 ピアノなんて、女の子しか習ってない時代だから。ちなみに、僕と仲がよかったロニー・バロンというニューオーリンズ生まれのピアニストも同じことを言ってたよ(笑)。ピアノを習うのが嫌で嫌でしょうがなくて、周りには秘密にしてたって。
星野 でも、ちっちゃい頃に鍵盤に触れたというその経験が、後のミュージシャンとしてのキャリアに生きてるんでしょうね。
細野 ピアノは、やっといて損はないよ。ただ、演奏させられる曲がクラシックだったりすると、子どもには興味が持てない。最初からブルースを習うような環境があるといいよね。
常にお二人のお話では「楽しさ・興味」が大切な要素として意識されています。
ミュージシャンとしてのキャリアに役に立つという観点も大切ですが、やはり楽しさは大切なんだと感じます。
ドラムなら無邪気に叩ける、ピアノを習うなら興味を持ちやすいブルースを習う環境があるといい、子ども目線で考えた時に参考になります。
ベースは一人で演奏してもつまんない(笑)

星野 細野さんが後に本職となるベースを弾き始めたのはいつからだったんですか?
細野 もう、19歳とか20歳になってから。
星野 意外に遅かったんですね。
細野 だって、最初からベースを選ぶ人なんかいないよ。誰も弾かないから、じゃあ自分がやるかっていう感じでベーシストに転向した人が多いと思うよ。でも、ベーシストにはすごいミュージシャンが多いじゃん。ビートルズのポール・マッカートニー、ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソン……。
星野 ほんとですね。
細野 それに気づいた時、あ、これでいいんだと思った。
星野 ということで、この相談を下さった方の娘さんにはベースをおすすめします!
細野 ……だけど、ベースは、一人で演奏してもつまんないからなあ(笑)。ヴァイオリンもそうだけど、単旋律の楽器は面白くない。やっぱり、和音の鳴らせる楽器がいいよ。
ベーシストにはすごいミュージシャンが多いから、星野さんは「ベースがおすすめ」と結論づけようとしたら、細野さんが「ベースは一人ではつまんない」と結論に待ったをかけました。
ここでも楽しさを大切にするお話が。
お二人のお話から「音楽の才能が芽生えやすい楽器の条件」が見えてきましたが、それは
- すごいミュージシャンを多数輩出している楽器がいい
- 一人で演奏していて楽しい、和音が弾ける楽器がいい
すごいピアニストが育ち、一人で演奏が楽しいエレクトーン

細野 そういえば、日本で天才ピアニストと呼ばれる女性は、大抵、ちっちゃい頃にヤマハのエレクトーン教室に通ってるんだよ。エレクトーンがいいんじゃない?
星野 じゃあ、最初にエレクトーンを習って、その後にベースを弾いてもらうことにしましょう(笑)。
楽しさと実績、この二つの観点からお二人の出した結論が「エレクトーン」です。
エレクトーンは鍵盤が軽いため、重い鍵盤のピアノに転向する場合は苦労をすることが多いですが、幼少期の「音楽の才能の芽生え」を意識するなら、やはりエレクトーンが一番いいのではないでしょうか。
エレクトーンで子どもの音楽の才能を開きましょう!
マサ小浜、星野源、細野晴臣、3人の一流アーティストのお話からわかった、エレクトーンが子どもに音楽を始めさせる上でオススメの理由を改めてまとめると・・・
- メロディー・ハーモニー・ベース・ダイナミクスの4要素が学べる
- 多数の天才ピアニストを輩出した実績がある
- 一人で弾いても楽しく、子どもの興味をひきやすい
子どもに音楽を始めさせて、音楽の才能を開いていって欲しいと考えるお母さま方、是非エレクトーンを検討されてはいかがでしょうか!