どうも、ゲーム音楽大好きクウルス(@Qoo_Rus)です。
みなさん、スマブラ好きですか??
私スマブラ大好きです。
大好きな理由の一つとして、スマブラの楽曲制作陣の豪華さが挙げられます。
もうゲーム音楽好きからしたらレジェンドが一堂に会している緊急事態っすよ。
2018年12月7日に発売される『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』
スマブラSPのメインテーマがとてもいい曲です。映画音楽にも引けをとりません。
「全員参戦!」のPVが発表されて間も無く、公式ホームページにメインテーマのサウンドが公開されていましたが、私は真っ先に作曲者が誰なのかに注目。

その作曲家こそが坂本英城さんです。
坂本英城さんが一体どんな作曲家なのかを紹介していきます!
坂本英城とは?

生年月日 | 1972年11月14日 |
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出身地 | 東京都 |
学歴 | 早稲田大学第二文学部 卒業 |
作曲ジャンル | ゲーム音楽、アニメ音楽、劇伴 |
活動期間 | 1996年 フリーランスで活動
2004年に株式会社ノイジークローク設立して現在まで活動中 |
4才からクラシックピアノを学ぶ

音楽家として活躍されている方々の多くは、幼い時からしっかりと音楽を学んで来られています。
坂本英城さんも幼少から正統派の音楽を学んで音楽家としての才能を開花されていったのかもしれませんね。
200タイトルを超えるゲーム音楽を作編曲
スマブラSPのメインテーマだけでなく、今まで数多くの楽曲の制作に関わって来られました。
代表作は
- 『討鬼伝』シリーズ
- 『文豪とアルケミスト』
- 『V! 勇者のくせになまいきだ R』
- 『勇者のくせになまいきだ:3D』
- 『予言者育成学園 Fortune Tellers Academy』
- 『モンスターストライク』(アニメ / 3DS)
- 『大乱闘スマッシュブラザーズ for ニンテンドー Wii U / 3DS』
- 『タイムトラベラーズ』
- 『無限回廊』シリーズ
- 『龍が如く』シリーズ
- 『428 ~封鎖された渋谷で~』
- 『ポケモン不思議のダンジョン』シリーズ
などなど。
「世界一長いゲーム音楽」でギネス認定
2011年に『無限回廊 光と陰の箱』にて「世界で一番長いゲーム用書下ろし楽曲」(1曲で75分07秒)の作曲家としてギネス世界記録に認定されています。
曲名の「prime # 4507」は75分07秒を秒数に変換した4507秒を指します。
4507は素数(prime number)なので。
バイオリン×2とビオラ、チェロによる弦楽四重奏にピアノが加わった楽曲です。
羽生結弦のプログラムに使われたことで話題に
2012年にレベルファイブが発売したゲーム『TIME TRAVELERS(タイムトラベラーズ)』の主題歌「The Final Time Traveler」が、フィギュアスケートゴールドメダリスト羽生結弦選手の2014〜2015年季エキシビジョンプログラムに選曲され、大きな話題となりました。
ゲーム音楽を文化として伝える活動を積極的に行う
2012年12月には琉球フィルハーモニー管弦楽団ゲーム音楽ディレクターに就任。
メーカーや制作会社の枠を越えた、ゲーム音楽そのものを文化として捉えた積極的な活動が高く評価されて、2014年9月にはCEDEC AWARDS 2014 サウンド部門最優秀賞を個人として受賞する快挙を果たしました。
2015年1月には GAME SYMPHONY JAPAN の音楽顧問に就任。
「ゲームタクト」「あそぶらす」といったゲーム音楽コンサートのプロデュースをはじめ、自社でのバンド「騒然のカワズ」「TEKARU」でのパフォーマンス、ゲーム音楽作曲家たちによるトーク&ライブの配信など、話題作りやファンサービスを忘れない姿勢を貫いています。
【ありがとうございました!】
「ノイジークロークPresents ゲーム音楽作曲家トークショウ」をご覧いただきありがとうございました!
三者三様の回答が続きましたのでとても多角的なトークになっていたのではないかと思います!
次回は…ライブですかね?!
これからも応援して下さい!#マチアソビ pic.twitter.com/k6eHASa07m— noisycroak(ノイジークローク) (@noisycroak) 2018年10月7日
代表取締役を務める「株式会社ノイジークローク」

ノイジークロークはゲームサウンド専門の制作会社

ゲームサウンドというのは、ゲームにマッチしたものにするためにゲームプランナーやプログラマーとしっかり連携をとって制作する必要があります。
そして、1曲をループさせ続けても飽きがこなくて、しかもゲーム自体をうまい具合に邪魔しないような曲を作り上げる。
クオリティの高いゲーム音楽を作り上げるのに欠かせない特別な技術とノウハウに特化した会社としてやっておられます。
作曲家の個性を生かした楽曲制作

ゲーム音楽と一口にいってもそのジャンルは多種多様。作曲家によって得手不得手が分かれるものです。
だからこそ、サウンドクリエイターの多くを正社員雇用せずに、毎月多数の応募から作りたい楽曲にマッチしたトップクリエイターを厳選しています。
ゲーム音楽の祭典「ゲームタクト」を主催

「作曲家・アーティストが主体となってゲーム音楽を文化として後世に残す」ことを目的としたゲーム音楽イベント、『ゲームタクトプロジェクト』の音響総監督を務めているのが坂本英城さんです。
ゲームタクトプロジェクトは奏者を応募していて、ゲーム音楽好きのオーケストラ演奏者なら誰でもプロジェクトに参加できます。
『沖縄ゲームタクト2014』から始まり、今まで3回開催

一番最初に開かれたゲームタクトプロジェクトのイベントです。
2014年3月21〜22日、沖縄県浦添市てだこホールにて開かれました。
20名以上のゲーム音楽作曲家・アーティストを集めて、様々なゲーム音楽をオーケストラ演奏するだけでなく、講演会なども行ない、日本のみならず海外からも注目されたイベントとなりました。
『東京ゲームタクト2017』『東京ゲームタクト2018』も豪華なメンバーを集めて開かれて大盛況でした。
『東京ゲームタクト2019』が2019年6月1日(土)〜2日(日)に開催
【速報】
『東京ゲームタクト2019』開催決定!
開催日は来年2019年6月1日(土)・2日(日)の二日間公演で
大田区民ホール・アプリコにて公演を予定しております。#gametakt— 東京ゲームタクト2019 (@gametakt) 2018年7月13日
ゲーム音楽の一大イベントであるゲームタクトプロジェクトが次回で4回目を迎えます。
奏者は2018年9月3日から10月31日まで募集をしているので、ゲームタクトプロジェクトに参加したい方は応募されてはいかがでしょうか?
演奏予定の曲は
『ポケットモンスター 金・銀・クリスタル』より
- ワカバタウン
- 連れて行く
- キキョウシティ
- しぜんこうえん
- 26ばんどうろ
- 戦闘!ジムリーダー(カントー)
- 戦闘!スイクン
- 戦闘!チャンピオン
- エンディング
『ファイナルファンタジーXIV』より
- 希望の都
- 極限を超えて
- 英傑 ~ナイツ・オブ・ラウンド討滅
『タクティクスオウガ 運命の輪』より
- Overture
- Limitation
- Theme of Black Knight
『ラングリッサーⅠ』『ラングリッサーⅡ』より
- 現在選曲中!(後日発表いたします)
その他、楽曲追加予定!
坂本英城の活動から今後も目が離せない!
ゲーム音楽界で世界的に活躍されている坂本英城さん。
これからもゲーム音楽を長く広く後世に伝えていくべく活動をされていかれることだと思うので、ゲーム音楽好きの私はゲームをプレイしつつ「ゲームタクト」をはじめとしたイベントに注目していきたいと思います。