どうも、人生で一度は名言を生み出したい、クウルス(@Qoo_Rus)です。
「困難は分割せよ」
という名セリフを聞いたことはありませんか?
実は中学校3年生の国語の教科書にのっている物語のセリフです。
井上ひさし作の『握手』
登場人物のルロイ修道士の名言
実は井上ひさしの短編小説「ナイン」に収録されているので、教科書を引っ張り出してこなくても読むことができますよ。
Contents
井上ひさし『握手』について
光村図書の教科書にのっていた

1993年(平成5年)から現在2018年(平成30年)に至るまで、中学三年生の国語の教科書にのっていました。
つまり、2018年時点で40歳の人、1978年(昭和53年)生まれの人から『握手』が教科書にのっていた世代です。
世代を超えた共通の話題として、結構使えるかも(笑)
登場人物ルロイ修道士のモデル
ルロイ修道士知ってる人RT
ルロイ修道士知ってる人RT
ルロイ修道士知ってる人RT
ルロイ修道士知ってる人RT
ルロイ修道士知ってる人RT#ルロイ修道士 pic.twitter.com/Qmm9aNT47p
— りりひか (@ririhika_1202) June 4, 2019
カナダ人のラ・サール会修道士ブラザー・ジュール・ベランジェ
彼がルロイ修道士のモデルだそうです。

『握手』の作者である井上ひさしはブラザー・ジュールが園長を務めた児童養護施設の園児だったとのこと。
「困難は分割せよ」を仕事で実践
私はエンジニアとしてのお仕事や、プログラミングスクールの講師としてのお仕事をしています。
開発において複雑な問題に取り組む際は必ず、取り組み可能なサイズまで分割することを意識しています。
例えば、開発中のアプリに追加したい機能をどう追加していいかわからない場合、
- 導入可能なライブラリを調べる
- 追加したい機能を詳細化しておく
のように分割して、まずは取り組み始められるというレベルにしておくわけです。
「困難は分割せよ」を趣味でも実践
私の趣味である音楽やゲームを楽しむ上でも困難に立ち向かうことはありますよね。
ちょっと余談程度にご紹介します。
ピアノ、エレクトーンの練習法
弾けない曲にぶち当たった時は必ず両手ではなく片手ずつで練習するようにしていました。
エレクトーンでも同様で、両手両足をいきなり使って弾くのではなく、片手だけ、足だけ。
また、指や足の動かし方まで細かく分けて練習することで、自分のどこがいけないのかを考えるようにしていましたね。
格ゲーの練習
かのプロゲーマー梅原大吾がコンボを練習する際のコツ
「できるところのパーツを切り取って練習する」
と語っています。
これからも困難に立ち向かう時に忘れたくない言葉
広い世代の青春時代の印象に残っている名言
「困難は分割せよ」
ルロイ修道士の教えを思い出すためにも、改めて『握手』を読んでみたいですね。
『握手』を読み直した後に見たい考察記事も紹介します!