どうも、エンジニアのクウルス(@Qoo_Rus)です。
エンジニアをやっている方ならわかると思うんですが、半角バックスラッシュ”\”を入力する機会って結構多いですよね。
けどMacの日本語用のJISキーボードだと、どのキーを見ても半角バックスラッシュは見つかりません。
実は“option + ¥”で入力できるのですが・・・
エンジニアの皆さん・・・
ハッキリ言ってイチイチ複合入力するのめんどくさくないっすか?
結論を言うと、「”¥”キー」を押すだけでバックスラッシュを入力する方法があります。
その方法を2つ紹介したいと思います。
Contents
普通の入力方法をおさらい”option + ¥”
まず何も設定などをいじらず普通に入力。


これでバックスラッシュ”\”が入力できます。
“¥”キーを押すだけで入力する2つの方法
- IME(文字入力ソフト)の設定をいじる
- Karabiner-Elementsで設定する
のいずれかの方法を使います。
基本的には1の方法でいいんですが、JetBrainのIDEを使っているエンジニアの方は2の方法を使うことになります。
1.IME(文字入力ソフト)の設定をいじる
Mac標準JISキーボードの場合
Macに初めから入っている文字入力の場合です。
まずは右上のキーボードメニューから「”日本語”環境設定を開く…」を選択。


次に現れた画面を下にスクロールしていくと・・・

これです。
“¥”キーで入力する文字の設定を変更します。

Google日本語入力の場合
右上のキーボードメニューから「環境設定…」を選択。


するとこんなメニューが開くので、「¥キーで入力する文字」の設定を変更しちゃいましょう。
2.Karabiner-Elementsで設定する
私はJetBrain社のIDEである”IntelliJ IDEA”を使っているのですが、IMEの設定が反映されないので、別の方法で設定しなければいけません。
IDE使い始めるまでは、先ほど紹介した方法だけで済ませていたんですが・・・
こちらの記事を参考にさせていただきました。
JIS配列のMacで、バックスラッシュをさくっと入力する方法(JetBrainsのIDE対応)
Karabiner-Elementsは割とバージョンアップを頻繁にするため、最新のバージョンの設定方法を参考に進めてください。
ここでは、2019年1月25日現在の設定のお話になります。
- Karabiner-Elementsをインストール
- PreferencesのConplex Modificationにルールを追加
- 追加したルールをEnableする
最新版のKarabiner-Elementsをインストール
https://pqrs.org/osx/karabiner/
まずはKarabiner-Elementsをインストールするところからスタートしましょう。
Preferences(設定)のConplex Modificationsをいじる

最初はこんな感じ。
左下の”Add rule”(ルール追加)をクリックすると・・・

自分で設定した入力ルールを追加するための画面になります。
上の“Import more rules from the Internet(open a web browser)”
をクリックしましょう。
するとブラウザが立ち上がって・・・

ルールを追加するためのメニューが表示されますので、検索ボックスに
“Swap ¥ and \ always on JIS Keyboards”
と入力しましょう。

検索っ!

出ました。”Swap ¥ and \ always on JIS Keyboards”をImportしましょう。
Importをクリックすると・・・

「Karabiner-Elements.appを開きますか?」と聞かれるので、そのまま開きましょう。

そしてそのままImportです。
すると先ほどのルール一覧に新しく二つのルールが追加されます。

追加したルールをEnableする
最後にルールを適用するため、
- Change ¥ to Alt+¥
- Change Alt+¥ to ¥
両方ともenableをクリックしましょう。これで設定完了です。
IMEの設定とKarabiner-Elementsの設定を両方とも行った場合、二重に設定することになってしまうので、”¥”キーをうったら”¥”が出てしまいます。
必ずどちらか一方のみ設定するようにしましょう。
その他の入力などについて
ここからは余談。
「バックスラッシュ」と入力すると変換で出てきます。
完全にエンジニアに向いていない入力法です。

あ、¥も似たようなノリで入力できます。

あと、記事中で紹介した「Karabiner-Elements」ですが、超高速タイピングを実現する「親指シフト」を導入する際にも使用するソフトです。
