どうも、小学校6年間でピアノを習っていたクウルス(@Qoo_Rus)です。
2016年11月27日にロームシアター京都で開かれた小山実稚恵さんのピアノリサイタル、縁あって私は花束プレゼンターを務めさせていただきました。
もちろん演奏の方も堪能したのですが、その演奏は小学校6年間程度しかピアノをやっていない私でも、突出して実力のある方なんだと感じるほどスゴい演奏でした。
日本を代表するピアニストである小山実稚恵さんのスゴさをわかりやすく伝えるべく、2つの演奏動画やそのほか作品についてご紹介します!
Contents
小山実稚恵とは
生年月日 | 1959年5月3日 |
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出身 | 宮城県仙台市生まれ、岩手県盛岡市育ち |
学歴 | 東京芸術大学卒、同大学院修了 |
師 | 吉田見知子、田村宏 |
海外の著名コンクールに入賞歴のあるピアニストにしては珍しく、海外への留学経験がないようです。
受賞歴
1982年 | チャイコフスキー国際コンクール 第3位 |
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1985年 | ショパン国際ピアノコンクール 第4位 |
1986年 | 第12回日本ショパン協会賞受賞 |
1994年 | 飛騨古川音楽奨励賞受賞 |
2005年 | 文化庁芸術祭音楽部門大賞受賞
第7回ホテルオークラ音楽賞受賞 |
2013年 | 第43回 東燃ゼネラル音楽賞 受賞者 |
2015年 | 第35回 NHK交響楽団「有馬賞」受賞者
文化庁芸術祭音楽部門優秀賞受賞 |
2017年 | 芸術選奨音楽部門文部科学大臣賞受賞
紫綬褒章受章 |
二大国際コンクールと呼ばれる
- チャイコフスキー国際コンクール
- ショパン国際ピアノコンクール
を両方受賞しているのは日本人では小山実稚恵さんただ一人です。
また、国際コンクールで審査員も務めておられます。
- 仙台国際音楽コンクール
- 第10回チャイコフスキー国際コンクール(1994年)
- ロン=ティボー国際コンクール(2004年)
- 第16回ショパン国際ピアノコンクール(2010年)
- ミュンヘン国際音楽コンクール(2014年)
人物像について
ちょっとだけお話させていただいた感想なのですが、、、
どんな人とでも優しく表情豊かに対応してくださる方でした。
ベテランの音楽家の方は多少偉そうなイメージがあるんですが(失礼)
小山実稚恵さんとその周りにおられる方々が皆お互いのリスペクトを忘れずにお仕事をされている印象を受けましたね。
素人でもスゴさが伝わる演奏動画
リスト『ラ・カンパネラ』
正式な曲名は
Paganini Etude No. 3 in G-Sharp Minor, S. 141, No. 3, “La Campanella”
『パガニーニによる大練習曲』第3番 嬰ト短調
ショパン『子犬のワルツ』
まさに超絶技巧。
こんなに速く、それでいて一音一音がしっかり聴こえる子犬のワルツ聴いたこと、見たことありますか??
作品について
アルバム
著書『点と魂と スイートスポットを探して』
さまざまな業界の12人のプロフェッショナルとの対談から得た、たくさんの学びや貴重な発見を綴っている、小山実稚恵さんのエッセイです。
- 原田雅彦(元スキー・ジャンプ選手)
- 荻原健司(元スキー・ノルディック複合選手)
- 岡崎朋美(元スピードスケート選手)
- 高橋尚子(元マラソン選手)
- 大竹しのぶ(女優)
- 野村萬斎(狂言師)
- 工藤公康(プロ野球監督)
- 奥野史子(元シンクロナイズドスイミング選手)
- 羽生善治(棋士)
- 小林寛道(東京大学名誉教授・スポーツ科学研究者)
- 熊川哲也(Kバレエ カンパニー 芸術監督)
- 山崎直子(宇宙飛行士)
一流の人が共通して持っているスイートスポット、スピリットを学び取れる一冊になっています。