どうも、アプリエンジニアで、プログラミングスクール「テクテック」主宰のクウルス(@Qoo_Rus)です。
2020年に本格的にスクール事業を始動する予定で、現在100人に向けてプログラミングを無料で教える企画を行っています。
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そして、指導させていただいている方の中には、当然キャリアアップや転職を目指しておられる方もおられるわけです。
しかし、最近わかってきた意外なこととして、将来の不安がきっかけでキャリアアップや転職を目指されている人の方が、勉強効率が悪い傾向があります。
理由はシンプルで、不安な気持ちから、転職やスキルアップにつながる情報のインプットばかりをやってしまうから。
実は不安を消して学習効率を高めるために行うべきなのは、インプットではなく、むしろアウトプット。
なぜアウトプットを重要視すべきなのか、についてプログラミング初心者の方向けにお話していきたいと思います。
Contents
プログラミング学習のインフルエンサーの発信は有益だが、使い方に注意
近年では、エンジニア転職を勧めるインフルエンサーの方々がたくさんおられます。
どの方も、それぞれの視点で有益な発信をされていることは事実です。
しかし、有益な情報だからといって情報収集に偏ると、肝心の自分の学習が進まない事態に陥りがちです。
私の教えている方が、現役のエンジニアでYouTuberをやっておられるKENTAさんの動画を見ていたのですが、その動画から情報を得ることにばかり終始して、私が出した宿題に全く手がつけられなくなってしまっていました。
ということばかり考えてしまうわけですね。
大事なのは、一つでも実践できることをやっていくことです。
インプットよりもアウトプットが重要な理由
インプットばかりやると不安ばかり
学習においてインプットばかりしていると、いくらでも知らないことが出てきます。
例えば、「初心者が最初にどういったプログラミング言語を勉強すべきか」というお話は、世の中にいくつもいくつも存在します。
いろんな方の意見を取り入れようとインプットばかりしていると、結局どれもやるべきに感じられてしまい、自分にできるのかどうかと不安な気持ちばかりになってしまうのです。
先にいろんな情報を集めないと、効率的な学習方法がわからないという意見もあると思いますが、一人ひとり適切な学習アプローチは細かく違ってくるので、自分がコードを書くまで本当の効率的な自分だけの学習スタイルはわかりません。
大切なのは、実際にコードを書いてみてどんなことができるようになるのか、世の中にどういった価値を届けられるようになるのかを一つ一つアウトプットして検証していく作業なのです。
アウトプットこそがインプットの質を上げる
実際にコードを書いてみたり、自分が経験したことを人に話したり、ブログに書いたり、Twitterで投稿してみたりする行動がインプットの質を高めています。
例えば、ソースコード中に半角スペースであって欲しい箇所が全角スペースがなってしまって、エラーが起きている状況。
よくあるエラーですが、教科書や参考書をただ漠然と眺めているだけでは出会うことのできないエラーでしょう。
「全角スペースが混じるといけない」
「エラーになっていたら、どこかに全角スペースが混じっているかもしれない」
「そもそも全角スペースが混じらないようにできる工夫は無いのか」
という意識がアウトプットによって生まれ、結果的により実践的なインプットのきっかけとなるのです。
アウトプットするまで自分が改善すべき問題には気付きにくいので、自分の改善点にピンポイントで気づけるように、まずはアウトプットする意識こそ重要になります。
アウトプット力を高めて学習効率を上げていく
プログラミング学習のみならず、これから先何か新しいことを学んでいく全ての人が高めるべき力「アウトプット力」
プログラミング初心者は、今すぐ自分がチャレンジできそうなところからコードを書いてみることが大切。
情報集めは後からでOKです。
こういった本を読むのも大切ですが、本の内容をインプットするだけではダメ。
絶対にアウトプットをセットで考えることです。