どうも、スーツ着用義務のある塾で働いていたため、就活生でもないのにしょっちゅう大学の講義にスーツ姿で行っていたクウルス(@Qoo_Rus)です。
現在大学生の方がバイトを探す時に、そこそこ勉強に自身のある方や教師を目指している方がやろうと考えるのが塾講師バイトだと思います。
しかし、塾講師以外にも世の中にはバイトはたくさんあります。
私自身は「もっと色んなバイトを経験しておくべきだった」と後悔しています。
後悔しないバイト選びをするために考えておくべきことをお話したいと思います。
Contents
稼ぐためだけに塾講師バイトをするのはやめろ
塾講師の実質の時給は低い

高時給をウリにしている塾講師の求人情報は多いですが、授業をやっている時間のみで時給計算をして、授業時間外労働は含まれていないことが非常に多いです。
私の場合、勤め始めたときの個別指導が時給1200円だったのですが、
19:00〜20:20, 20:30〜21:50の80分授業×2回をこなして
1200円/60分 × 80分 × 2回 = 3200円
時間外でやっていることは
- 短時間の生徒の質問対応
- 保護者への電話業務
- 終業後ミーティング
- 次回指導報告書の用意
- 清掃
などなど。日によってまちまちですが、業務を完全に終えるのは22:45くらいであることが多かったです。
15分前入室が義務付けられていたので、18:45〜22:45の4時間が塾での労働時間です。
これに加えて、良い授業を展開するためには講師側の予習が必要です。
少なくとも1時間を見積もったとしたら、合計5時間です。
つまり実質時給は、、、
3200円 ÷ 5時間 = 640円
時給がもっと高い塾講師バイトもありますが、その分質の高い授業を求められているので、予習に大きく時間を費やすことになり、やはり実質時給は低くなります。
稼ぐためだけが目的なら、別のバイトがいいでしょう。
塾講師バイトは主に知識面で新しい経験が少ない

塾講師では、受験勉強の経験を基に指導するわけですから、全く新しい知識を習得するわけではありません。
自分で勉強するのと指導するのとでは違うから、得られる経験が薄いわけではないですが、やはり新しいことを覚えていく職場と比べると、経験値としては低く感じられます。
例えば、プログラミング未経験の学生を雇ってくれるようなITベンチャーでバイトしておけばよかったなあと後悔しています。
バイトで得るのは給与だけでなく、経験の部分が大きいですから。
限られた時間の中、自分が得たい経験を出来るようなバイトを探した上で考えたいですね。
それでも塾講師をやりたい人へ
指導業務だけでなく、保護者対応をやる必要のある塾を選べ!

塾の先生は指導でお仕事が完結するのではありません。
顧客の満足度を高めていくのがお仕事です。
顧客とは保護者の方ですから、生徒に満足してもらうだけでなく、保護者対応をキチンとして満足してもらう必要があります。
- 電話でのやりとり
- 保護者面談
の2つが基本ですが、特に電話のやりとりをまめに入れることで信頼獲得に繋がります。
この経験をしておくと、いろんなサービス業をする上で必ず役に立ちます。
保護者とのやりとりまで任せてもらえるような塾でぜひ働きましょう!
結果に徹底的にこだわる本気の指導を!

塾講師はいかに生徒を本気にさせるかが勝負です。
「あ、この先生本気で指導してくれている」
と生徒が感じてくれたら、その本気に応えようと本気で頑張ってくれます。
生徒の頑張りを期待する前に自分にできることを精一杯やり尽くすことです。
大事なのはこれです。
「目標を達成することを自分が腹をくくってやる」
「生徒が自主的に頑張るのを待つのではなく、自分が先に受験生ばりに頑張る」
そうやって得られた成功体験は、どの仕事をやっていく上でも自分を支えてくれます。
本気になりきれずに後悔した経験があるので、全力で取り組みましょう!